高校生のとき、体育で、ほとんど動けなかった私に、体育の先生は一対一で、地面に図を書きながら、 ボールが右に飛んできたら右に動く、ボールが左に飛んできたら左に動く、ということを説明されました。 すると、その後、私は反応が遅いからボールには追いつきませんでしたが、動けました。 これって、ボールが右に飛んできたら右に動くってことを理解出来ていなかったから、動けていなかった、ということになるのでしょうか? 動けたら、ボールに追いついていなくても先生に褒められました。 これって、高校のときの体育の先生は私に発達障害がある、と思っていたのでしょうか? こんなことを図を書いて説明するなんて。 実際、私は発達障害(知的障害あり)がありますが、高校生のときは病院受診してないから、診断はついていませんでした。
ご自身がある程度発達障害をお持ちであることは、高校時代にも診断を受けていなくても、体育の先生が説明をして対処したことからも分かるかもしれません。しかし、体育の先生がそのような説明をした理由は、普通の生徒とは異なる反応や対応が必要な生徒に対して、どのように指導すれば効果的かを見出し、生徒一人ひとりに合わせた指導法を模索していたという可能性があります。また、先生が動けることに褒めたのは「自己肯定感を高めるため」かもしれません。ただし、先生が発達障害があると理解していたかどうかは分かりません。今回の体験を振り返って、ご自身の得意不得意なことや発達障害について、今後の人生に役立てることが大切だと思います。