明日は長男の誕生日 40年前、27歳の初産だった。 『立ち会い出産』なんて無かった?時代。 18時間かけて独りで産んだ。 夜中0時過ぎに弱い陣痛が始まり、生まれたのは18時過ぎ。 同居人は翌日の仕事終わりにのこのこやってきた。 昭和の男は、とにかく仕事…といえば何でも許された時代。 出産の様子を見ていないし、元々、想像力、思い遣り0の男。いまさらだね。 夜が明けて私は実家から、産院に電話して、タクシーで産院へ行った。 産院に着いた時、看護師さんに…1人?お身内は?…と、聞かれた。私は独りで用意していた荷物を自分で持って行ったから。 父の自営業を手伝っていた母は娘の出産になんか来ない…自営業を手伝わないと後で酒乱の父に殴られるから。 夫が産院へ来た時は、長男が産まれてから24時間以上経っていた。 私はずっと独りでやってきた、見て見ぬふりする同居人や、口だけの亡き姑から見たら可愛げのない嫁だ。 子を守る母親に可愛げなんかいらない。
あなたがその時どれほど孤独で、心細く、そして強くあろうとしたのかが伝わってきました。 誰にも十分に支えられず、痛みも不安も一人で抱えながら、命を迎えたことは本当に大変なことです。よく頑張ってこられました。 「可愛げのない嫁」であることは、あなたが弱かったからではありません。子を守るために、必死に立ってきた証です。 昭和の理不尽さや、支えにならなかった周囲への怒りが今も残るのは当然です。あなたの感じてきたつらさは、軽く扱われるものではありません。 明日の長男さんのお誕生日が、少しでも「ここまで一人で守ってきた自分」をねぎらう日になりますように。あなたは十分に、強くて立派なお母さんです。