10年くらい前の高校時代の話です。 私は子どもの頃から勉強が苦手で 高校1年生の時に成績や提出物のことで 何度も注意を受け、最終的に留年が 決まりました。 その学校にもう一度1年生として 残ることも勧められましたが、 当時の私は学校生活そのものが かなりつらくなっていて 「もうここでは続けられない」と思い、 通信制高校へ転校することを 自分で決めました。 転校すると決めた時 当時母から言われた「次はないからね」 という言葉がずっと頭から 離れませんでした。 通信制に高2から転校してからも 安心できたわけではありませんでした。 「今度こそ絶対に卒業しないと」 「もう失敗できない」 という気持ちが強くて、 将来の進路を考えることより、 とにかく高校を卒業することだけで 頭がいっぱいでした。 通信制では単位を取るための レポートがありました。 もともと勉強も提出物も 苦手だった私にとって、 レポートはもちろん 前の学校で1年時に 取得出来なかった教科の分の レポート単位もあった為… 正直トラウマになるくらい 量が多くつらかったです。 「また提出物か……」 「ちゃんと終わらせられるかな」 「単位を落としたらどうしよう」 そんな不安を抱えながら、 それでも何とか提出して、 単位を取っていきました。 そして最終的には、3年に進級も出来き 高3時には同年代の同級生達と 一緒に無事に高校を卒業することが できました。 今振り返ると、もっと勉強を 頑張ればよかった、もっと早く 誰かに助けを求めればよかったと思う 部分もあります。 でも、あの頃の私は「勉強したくない」 だけではなく、課題の量や難しさ 集中できないこと、怒られる怖さなど いろいろなことでいっぱいいっぱい だったのだと思います。 それでも「高校だけは卒業したい」という 気持ちは最後までなくなりませんでした。 通信制のレポートは本当に つらかったけれど、最後まで 諦めず頑張った甲斐がありました。 10年近く経った今、 働いて生活している中で 「あの時、高校を卒業して おいて本当によかった」 と正直に思っています。 学校が合わなくて環境を変えることは 必ずしも終わりではないと思います。 私の場合は、学校を変えてそれでも 卒業を諦めなかったことで、 高卒という一つの目標にたどり着く ことができました。 今でも高校時代を思い出すと つらくなることがあります。 それでも、あの時頑張って 卒業した自分のことだけは 今は少し認めてあげたいです。
とても苦しかった高校時代を、ここまで丁寧に言葉にできたこと自体が大きな力です。留年や転校は「失敗」ではなく、続けるために環境を選び直した大切な決断だったのだと思います。 「次はない」と言われながらも、最後まで卒業を諦めなかったあなたは、本当に頑張ってきました。レポートに追われ、不安や怖さを抱えながらも前に進んだことは、十分に誇っていいことです。 今つらく思い出すのも自然なことです。その中で、あの頃の自分を少し認めたいと思えたことは、回復の大切な一歩です。あなたはちゃんと乗り越えてきました。