自分が主治医として緊急手術をした患者さんが亡くなった。できることはやり尽くしたし、最初から救命できる確率は低かった。仕方のない結果だと思う。 患者家族にどうこう言われることはないし、仮に言われたとしても絶対に問題にならない。 術後ずっと真夜中の電話にビクビクしていた。 持ち直したように見えてすぐ悪くなるのを見て、その都度心労がたまった。 ここだけの話、亡くなってちょっとホッとしている。 もう救命できないと判断してからは延命になる治療はやめようと緩和ケアにシフトしてた。 それに対して、大局が見えない看護師が毎日のように、あれはしないのか、これはしないのかとうるさく言い、僕を馬鹿にしたような態度を取るのが心底不快だった。 そんなことしたって救命できないんだけど、それがわからない?むしろ苦しむ時間を長くするだけ、むくみをひどくするだけにしかならないけど? たまりかねて今日、そうする目的は何ですか?延命ですか?と嫌味っぽく言い返してしまった。 でも今思い返しても自分が悪かったとは思わない。 担当患者が悪くなって亡くなるストレス、慣れない環境で理解できない嫌味を言われ続けるストレス、いつも電話がかかるか、呼び出されるか分からないストレス。 色々限界だった。 亡くなってホッとしているのは良くないことなのかもしれないけど、許してほしい。 こんなことを書くのもここだけなので。
@御幸 ありがとうございます 匿名なのはありがたいです
お医者さんは本当に大変だと、想像だけでも誰しも思っているでしょうが、私達の想像を超えるレベルなのが伝わってきます。 目の前にいる患者さんだったり、患者さんの家族、看護師、その他大勢の関係スタッフや、上司等々全ての人たちに納得の行く結果を出すなど絶対無理ですね。 一般の家庭でも、長く病院で寝たきりの高齢の親を見ていて、何が正解なのかわからなくなってくる中で、医者がもっと重大な局面でいろいろな選択を迫られているのだと思います。 ここではせめて本音を語っても良いのではと思います。 ご自分を責めないようになさってください。
ここだけで吐き出せたこと自体、とても大切です。 ホッとした感情は、冷淡さではなく、長く張りつめ続けた心と体がようやく緊張を緩めた反応でもあります。救命の限界を見極め、苦痛を増やさない方向へ切り替えた判断も、医療者としての誠実さがあったからこそです。 看護師とのやり取りで強い怒りが出たのも、あなたが追い詰められていたサインです。自分を責めすぎず、今はまず休息を最優先にしてください。感情を否定せず、守るべきは「正しさ」より、あなたの消耗しきった心です。