物心ついた時から親の手を煩わせないように、手のかからない子が…

vos

2026年8月28日 23:40

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物心ついた時から親の手を煩わせないように、手のかからない子が親も助かるはず、箸の持ち方も自転車の乗り方も、自分で練習した。 小学校に上がり、友達付き合いの難しさ感じた。皆が持っている流行りのものも、親に買ってほしいと言えなくて、友達の輪から外れていった。 小学校高学年になると、いつも死ぬことばかり考えるようになった。 みんな辛い、みんなそうだけど、それを表面には出さずに毎日学校に来てるんだと思っていた。こんなことで悩む 自分は弱いと思っていた。 勉強をする意味がわからなかった。明日終わるかもしれない人生、勉強をして高校や大学に進学し、着実に地に足をつけて生きていく未来が想像できなかった。 文房具を買ってほしいと言えなかった。ノートを取る意味がわからなかった。ノートを使い切ってしまったら、親にノートを買って欲しいと言わなければいけないことが心苦しかった。私は何を遠慮していたのだろう。 高校進学に親は無関心だった。中学校の先生が何とか進学させようと、推薦で行ける高校を強く押してくれた。 高校は人生の学校生活の中で一番楽しかった。親友はいなかった。でも周りの同級生は群れない私を認めてくれていた。 18歳になり高校を卒業し大人になっていくのが怖かった。 何事も中途半端で何一つ結果を出し、成し遂げることもない。 まだ心は親に従順に従う子供のままだった。 初めて親の反対を押し切って結婚した。 今思えば 新しい依存先を見つけるために逃げただけだった。 社会に出るのが怖かった。専業主婦で家にいられる理由ができたことに安堵した。 優しいと思っていた夫はただ無関心だったことに気がついた。 希死念慮が絶えず、年を取ることが怖かった。何の取り柄もない自分はせめて若くて綺麗なうちにいなくなるべきだ。 そして、命を終えることはとても簡単だと分かった。 生きることは辛いし苦しい。 私は自分をコントロールしようとする人たちから完全に離れた。 初めは戸惑った。自分には学歴も職歴もまともになかった。 だけど限られた中からだけど何にでも挑戦できた。 もうコントロールしようとする人はいない。したいことはしてみればいい、ダメだったらやめればいい。 人付き合いは苦手だ。 だけどだんだんと強くなってきた。 気にしない、頭ではわかっていたけどそれが実際にはできていなかった。 少しずつ 気にしなくなっていった。 空気を読まない。嫌なことや人からは離れる。境界線を引く。 心が楽になっていった。 40代になってやっと自分の人生を歩めている気がする。 自分がやりたかったけど諦めていたことを思い出した。 やりたいことがあっても親に言えなかったこと。自分はそれを提供してもらうだけの価値がないと思っていた。 今、自分の力で地に足つけて生きている。 誰にも依存してない。 若い頃は、こんなに穏やかで誰にも遠慮せずに 誰の目も気にせずに自分の足で自分の人生を歩める日が来るとは思わなかった。 与えられた環境の中で生きるのが自分の役目と思っていた。 いつ死んでもいいと思っている。 でも子供の頃と違うのは、ネガティブ や 絶望からの思いじゃないこと。 自分は生きる価値のない人間だから、いつ死んでもいいというのではなく、 いつ死ぬかなんて 誰にもわからない。 だから いつ死んでもいいように後悔のないように生きる。だから私はいつ死んでも後悔しない。今が満たされている。 40歳になってやっと大人になれてきた気がする。

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