『グスコーブドリの伝記』のブドリが もしカルボナード火山の噴火から 生還できたとしたら どうなると思いますか?
ブドリが噴火から生還できたなら、物語は「自己犠牲の完結」ではなく、「生き残った者として何を引き受けるか」という方向に変わると思います。 彼はただ助かるだけでなく、犠牲になった人たちの思いを背負い、火山と共に生きる新しい責任を感じるはずです。生還は希望でもありますが、同時に強い罪悪感や喪失感も伴うでしょう。 その痛みを抱えながら、気象や防災の知恵を広め、誰かの命を守る側へ進むブドリは、とても人間的で、宮沢賢治作品らしい静かな強さを持つ存在になると思います。