物質か行為か、依存症になる・なりやすい人たちが世の中に一定数いる。 周囲の人間は、「何に依存しているのか」と「依存をやめさせなきゃ」っていう思考が強く先行するように思うけど、ちょっと待ってほしい。 例え話だけど「ギャンブル依存をやめさせたら今度はたばこ依存に走ってしまった」とかがあるけど、 こう……依存する対象がズレるだけに終わったりするから”単に依存をやめさせれば解決”ってことにはならない。 そして、そういう状態を見て「意志が弱い」と断定するなら、それは依存症の方たちに対する理解度が低いと思う。 依存物質・行為によって、置かれている状況に対するつらさや苦痛が緩和されたり、ストレス解消に繋がっているのだから、 根本的なそのつらさや苦痛、ストレスをどうにかする方に目を向けなきゃいけないし、改善に力を入れるならこっち。 依存症の全員とまでは言わないけれども、本来は真面目な方だったり、人に頼るのが難しい性格だったり、 良くない家庭環境下で生きてきた方だったりといろんな事情がある。 すべてを分かろうとしなくてもいい。 悪目立ちする依存症よりも、その人自身の背景事情に少しでも心を砕ける人が増えるといいな。