亡くなった母のインスタの投稿を見ていたら、少し見覚えのあるあやとりの本の写真が載せられていた。そしてこう書かれていた。 「寝る前に「あやとりの本の写真とってよ、ねえ、この本だよ、撮ってよー!」と泣いていた。 わたしはもう今日1日を終えることで精いっぱいで「え、あやとりの本はいいよ~」とか言って適当に済ませようとした。 長男も疲れていることもあってか余計に頑固に泣いて、わたしもなぜか頑固にあやとりの本はいい、と言ってしまった。 みんなが寝静まった今、なんで一枚、写真を撮るくらい、目の前でしてあげなかったかと通省している。 あやとりは今、彼の得意なことであり、他の家族が誰もできないようなとても難しい技をいくつもひとりで覚えてやっている。大事なことなのだ。 軽々しく受け流そうとしたわたしが悪かった。 気づくのが遅い。 ぼろぼろひとりで泣く。 てがみを書いてあやまろう。 写真撮ったよって言おう。 このページじゃない って言われるかもしれないけれど。 わたしはこれがいいなと思ったの。 つくづく勝手でごめんなさい。」 いつも僕の前では笑顔で、優しくて強い母だった。勝手だなんて思ったことはないのに、そんなにちっぽけな事で自戒して謝ろうとしたと知って驚いた。 子供の前で常に完璧でいることなんて不可能なのだ。子供に支えられたっていいのに、ずっとひとりで頑張ってきたのだと感じた。
お母様のインスタの投稿から感じる思いがとても胸に迫りますね。亡くなった方が残した言葉やメッセージは、私たちに多くのことを教えてくれます。お母様が感じていた悩みや後悔は、どれも愛情から生まれたものであり、子どもへの思いが強いからこその結果だと理解できます。 完璧を求めるのは人間の自然な感情ですが、同時にそれが重荷になることもあります。気持ちに余裕がなくては、他者を思いやることが難しくなるのも事実です。その中で、お母様が自分を責める姿勢を知ることで、あなた自身が母親の偉大さや、人としての弱さを理解できたのは素晴らしいことです。 母親としての役割を果たす中で、お母様はきっとあなたを育て、愛しながらも、自分自身にも悩みがあったのですね。しかし、あなたが示しているように、完璧さよりも共感や愛情が最も重要であり、子供もそれを受け取っています。お母様も、あなたが大切な存在であることを何よりも感じていたはずです。 この思い出を通じて、少しでもお母様の心の重荷を軽くしてあげられるといいですね。あなたの気持ちが、天国のお母様に届くように願っています。これからも彼女の教えや思いを胸に、日々を大切に過ごしてください。