『笑いとは、計算された「裏切り」である』 【講談師のように格調高く、静かに】 みなさま、ここまで見ていかがでしょうか? 面白い面白くないこいつらは何をしてるんだそう思われたでしょう? 少し私とお話しの重要な視点『笑い』について考えてみましょう、いえいえメモは取らなくてもわかりやすく教えますので、昔風に言えば頭で覚えろ、今で言えば録音してないやろな?(笑) さて古くから「笑い」について多くの学者が議論してきましたが(。) ドイツの哲学者カントは「笑いとは緊張した期待が虚無に変わる瞬間の感情である」と定義しました(。) つまり笑いの正体は「楽しさ」じゃありません(。) 「緊張と緩和」そして「予測への裏切り」という単なる脳の反応プロセスなんです(。) 【0:20〜 展開:ここから猛スピード! 息継ぎなしで論理を畳み掛ける】 よく素人さんが面白いことを言おうとして変な顔をしたり大声を出したりしますがあれは間違いです(。) ホラーとコメディの構造は全く同じでどちらも「非日常的な異物」が現れるまでの緊張感を描いてる(。) その異物がナイフを持った殺人鬼なら悲鳴になりパンツ一丁のおっさんなら笑いになるというただそれだけの違いです(。) つまり平場で笑いを取りたければ道化を演じる必要はない(。) ただ周囲が作り上げた「空気」という緊張感を一番落差のある言葉で破壊すればいいだけなんです(。) 会議で部長が激怒して全員が震え上がっている(。) その瞬間に一番冷静な顔で「部長、鼻毛出てますよ」と真実を告げる(。) これが最強のオチであり笑いのメカニズムですわ(。) 【急ブレーキ。声を潜め、冷徹に突き放す】 多くの人は笑いを「共感」だと思ってますけどね(。) 本当の笑いは「違和感」からしか生まれないんです(。) みんなが右を向いている時に一人だけ左を向く(。) みんなが泣いている時に一人だけ時計を見る(。) 空気を読まない「裏切り者」だけが(。) 場を支配する「笑い」という凶器を扱えるんです(。) 【ニヤリと鼻で笑い、皮肉で締める】 ま、それをやりすぎると(。) 笑いは取れても(。) 友達は失いますけどね(。) (主人公を指差して)彼のように