仕事納めの日、職場から60km離れた自宅へ向かっていた。休憩…

だかつ

39歳

2026年1月1日 1:26

11

仕事納めの日、職場から60km離れた自宅へ向かっていた。休憩場所のない山道を越えたあとで休みたくなったので、「冬場凍結注意。チェーン携帯!」と書かれた看板のある、チェーン着脱場のような路肩に停めた。 15分ほど車を離れて歩いた。帰ってくると、自分の停めた車の真後ろにほかの車が停めてある。明らかに僕の車を移動できないようにする嫌がらせ目的の車だった。 私有地かもしれないとは駐車するとに少しは思った。そこに「チェーン着脱場」とは明記されていなかったから。 でも私有地だとしても邪魔にならないように停めた。他に十分スペースはあったし、長時間駐車するつもりもなかった。 周囲を見回してみても車の所有者がいそうな民家はない。少し離れた倉庫で洗車しているおっさんはいるけど、こちらが困っているのに無視してるから関係者ではないと思った。 仕方ないので警察に電話した。事情を説明して所有者に連絡するしかないと思った。意外にも警察は親切に対応してくれた。 電話越しに相手の車のナンバーを伝えていたら、となりの倉庫のおっさんがやってきて、出たいのかと聞いてきた。 お前の車だったのかよ。 警察に連絡されたら逆に自分がまずいことになると思ったんだろう。そんなんだったら最初からこんなことすんなと言いたい。  そのおっさんは嫌味言いながら即座に車を移動させた。 分からなかったとはいえ私有地に駐車したことで僕に責任はある。 だけどたった1回の15分の駐車でそんな嫌がらせまでされたことに正直面食らった。 チェーン着脱場と間違われて駐車されることが多いのだとは思う。でも、それならここは私有地で駐車禁止と書いておけばいい。 そうはっきり書かれていたら僕だって停めなかった。 人の悪意にびっくりした。たとえ法律上僕に過失があっても、そこまでするかと思う。状況によっては同様のケースで、土地の所有者側の責任が問われることもあるらしい。警察に電話した時にすぐ動いたのはそれを恐れたからだろう。今回僕の悪質性が高いとは見なされにくいと思うから、仮に揉めてもすべて僕が悪いとはならなかったと思う。 なんにしても後味の悪さがずっと残る。気に入らないなら駐車した直後に注意すればよかった。 あの道、もう通りたくない。 でも高速道路を避けた場合はそこしかないので通らざるを得ない。 自分が悪い点はもちろんあったと反省はしている。一方でされたことへの不快感がずっと残っている。 想定しないような嫌がらせをする人間もいるという社会勉強になったと思うしかないんだろうか。 ずっと気分が悪い。

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