3年間を全て否定された気がしてしまった。 顧問の先生から言われた、7月のお茶会。 コロナで今まで何も出来なかったから、部長と僕ですごく喜んでた。顧問は僕に向けて一言、 「稽古時間が短いから遠慮して」 部長も僕も驚いてた。 稽古時間が短いのは事実だし、「僕も出たいです」なんて反論して顧問の機嫌を損ねて、その場の雰囲気を悪くするのも嫌だった。 帰り道、部長がいる前で泣いてしまった。 部長も「稽古時間が短いだけでそこまでしなくても、学生交流会なんだから、出してあげていいと思う」 「一年生の頃から一緒に頑張ってきたのに、先生に決められるのは辛い」 そう言ってくれた。 僕は3年間、理不尽な怒りの言葉にも耐えて、先輩や顧問のような茶人になって、いつか引退する時に茶会に出られるように頑張ってきた。 時に辞めようかなんて考えたこともある。 それでも僕は、3年間ずっと、顧問の背中を追いかけて頑張った。 それなのに、お点前できないなんて、どうして先生が決めるの…?茶会すら出してもらえないかもしれないの…?じゃあ僕、何のためにここまでやってきたの…?お運びでも半東でも、できることはあるはずって、部長は言ってた。 それすらもダメなの…? 次回からの部活で反論しようかと思ったけど、多分出来ない。僕は自分を強く言うことが出来ないから。 僕の3年間は、意味を成さないまま消えていく。 言い返せる勇気があったらなぁ…。