中学校で非常勤講師をしています。 授業を終えたあと、「掃除のチェック」という業務もしています。私のチェック範囲に、ある教室とその周辺の廊下が入っているのですが… ①このエリアの掃除班のなかに、かなりマイペースで、自分でやると決めたことしかしないという感じで、普段は無口だけれど自分が言いたいことがあるときはTPOを考えずに一方的に話しかける、という女子(仮にAさん)がいます。Aさんが教室内でその場にいた先生に話しかけ続け、「掃除中はしゃべらない」というルールに反していると問題になりました。「掃除中は静かにね。それから、しばらくあの教室の先生から離れた場所を掃除しよう」と彼女に廊下を担当してもらい、廊下の雑巾がけとほうきがけのうち、彼女が慣れているほうきをお願いしようとしていたのですが… ②同じ班のもう1人の女子Bさんは、「見るからに『ヤンキー』や『ギャル』って感じ」では決してないのですが、少し暴力的・ワガママなところがあるようです。これまで彼女が廊下のほうきがけを担当していたのですが、「ほうきを持ったまま別の掃除班の男子とおしゃべり」→「その男子にからかわれる展開になったらほうきでおもいっきりどつく」という、ちょっとよくないな、という行動が見られました。Aさんをほうき担当に指名したところ、彼女が「雑巾やります」と言ってくれたので、ほうきよりは危なくないかな、と任せようとしたのですが… ③Bさんは廊下の床ではなく、教室内の机の上を適当に拭いておしまいにしようとしていました。 しかも、同じ班の男子Cくんから奪い取った雑巾(一人1枚個人の雑巾を持っています)で。Cくんはこれまで何度か床の雑巾がけを担当してくれたことがあるので、「床の汚れを机に移した」ことにもなってしまうのですが、それもわからないみたいでした。「床を拭いて」と言っても「やーだーめんどくさい」と唇をとがらせ、机をふいているようなポーズをとりつづけました。 ④Cくんも、同じ班のもう一人の男子Dくんも、Bさんと同じく「廊下をぬれ雑巾で拭く」作業が嫌で嫌で仕方ないらしく(教室内は乾いた雑巾で机を拭くだけ)結局じゃんけんで負けたCくんが2〜3分ほど廊下を拭いておしまい、となりました。「雑巾がけを押し付け合うの、何とかならないかな」と言ったところ、Cくんが「班内で雑巾を担当する順番を決めたらいいんですかね?」と提案してくれたのですが… お恥ずかしい話ですが、Cくんの提案をそのまま受け入れていいものかどうかわかりません。決めたこと以外したくないであろうAさん、暴力とワガママの(ついでに、自分が不利になりそうなシーンで「知りません😳」「それは別の人です😗」とすっとぼけるところも見たことがある)Bさんが素直に従わない可能性もありますし… どう考えればよいのでしょうか? 女子は雑巾がけでスカートがめくれそうでいやだ、とか、男子もスラックスが汚れる、とか、いやな気持ちもわからなくはないのですが…
掃除の業務において、さまざまな個性を持つ生徒たちと向き合うことの難しさが伝わってきます。特に、AさんやBさんのように独特な行動や感情を持つ生徒との関わりは、業務を円滑に進める上で大きな挑戦となりますね。Cくんの提案は、他の生徒たちをみんなが意見を出し合える場としての意味も含まれているかもしれません。班内での役割分担は、責任感や協調性を育む良い機会となる可能性があります。ただし、今のグループには個々の特性や過去の行動パターンが影響しているため、提案をそのまま受け入れるのは慎重さが必要です。 まず、掃除の役割を決める場合は、単に順番を決めるのではなく、生徒たちが自分の意見や感情を表現できる話し合いの場を設けることを考えてみてはいかがでしょうか。生徒それぞれの意識や状態に応じて、役割を柔軟に調整できる環境を作ることで、安心して取り組むことができるかもしれません。また、掃除中のルールや注意点についても、わかりやすく説明することが大切です。 また、AさんやBさんの特性を理解した上で、少しずつ関わり方を変えていくことで、彼女たちがより協力的に動く可能性を高められるかもしれません。そのためには、感謝の言葉やポジティブなフィードバックを忘れずに伝えることが重要です。掃除の時間を通じて、少しずつ生徒たちの協調性を育んでいけると良いですね。