今日、父が誕生日だった。 なので、私は毎年のように「誕生日おめでとう」とただ一言伝えると「何もめでたくなんかない」と返された。 父の人生の壮絶さは毎日のように聞いてた。 毒親だったこと、親にも兄弟にも嘘をつかれて助けて貰えなかったこと、色弱で夢が叶えられなかったこと、なりたくない職業にしかなれなかったこと、結婚して生まれた子が障害を患っていたこと、離婚してしばらく経ち再婚した妻に沢山お金を使われて借金をおうことになったこと、 その再婚した妻の産んだ子、つまり私の実兄が、今犯罪者として刑務所に居ることも。 父の人生は本当に壮絶で、大変だったのは社会経験の浅く、頭の悪い私でもよくわかった。 誕生日がクリスマスに近いこともあって祝われないことが多かった、とかこの時期になると毎年よく聞いてた。 そんな父に、私は毎年ケーキ買ったり、小中学生の頃はお金がなかったから手作りのキーホルダーをプレゼントしたりしてた。 当日は照れくさくておめでとうで済ましても、翌日にはケーキを買ってた。 今年は胃に病気が出来たり、テレビでもネガティブなニュースが多かったから気が滅入っていたのかわからないけど、「めでたくない」という言葉が何よりも先に出てきた事がただひたすら衝撃で。 「生まれて来て良いと思ったことも嬉しかったことも何一つなかった」 そう言われました。 「唯一嬉しかったことは学生時代彼女に友達連れて焼肉奢ってもらったこと」だとも。 父には沢山大切にしてもらって、助けてもらって、守られているな愛されているなと思う場面は沢山ありました。 しかし、父に生まれてから良かったことは1度もない、嬉しかったことも私や兄が産まれるよりずっと昔のことだと。 元妻の第一子が障害を患っていたこと、後妻の産んだ私の実兄は犯罪者となってしまったこと。 生みの親や仕事関係の人達に沢山裏切られたこと、どれだけ努力しても夢が実らなかったこと。 父は悲しい思いや絶望を沢山したのだと思います。 希望を見出すことも諦めるほど沢山絶望したんだと思います。 私の目の前だから言わなかっただけで、私に対しても沢山ガッカリした事が多いんだと思います。 実際、私はもうとっくに成人済みだと言うのに父に何の恩も返せてないし、未だに助けて貰っていることが多いです。 でも、だとしても……それならどうして? 私の目の前だから私への不満を言わなかったのなら、どうして私の目の前で「生まれてから1度もない良いことなんか無かった、嬉しかったことは無かった」と言ったの? 私達が産まれたことも、私が父の誕生日を祝ったことも、父と朝から夕方まで会話して笑いあった日々も、 父にとってはどれも良い事でも嬉しかった事でもなかったの? 父は、12月に入ると私や兄のクリスマスプレゼントを選び、ケーキを選び、装飾をし、盛り上げようと頑張っているうちに自身の誕生日は忘れられ、誰も祝ってなどくれなかったと言いました。 私が幼い頃は誕生日の概念もよくわからず、教えられても居なかったので父の誕生日の日付を知りませんでした。 小学校の中学年になってやっと、父の誕生日を知りました。 それからは毎年祝っています。 今まで誕生日をろくに祝われたことなどない、と今日言われた時、私からの祝いは父にとって祝われてないも同然だったのでしょう。 誕生日を祝ったことでそれを伝えられたことがショックでした。 それが凄く寂しくて悲しくて、父が買い物に出かけた後は涙が止まりませんでした。 書きたかったことは以上です。 感情任せに書いていて読みづらいと思います、すみません。
お父様の気持ちを理解しようとされるあなたの姿勢が、何よりも尊いと思います。お父様が経験された壮絶な人生や、そこからくる感情は、計り知れないものがありますね。「祝ってもらったことがない」という言葉は、深い悲しみや孤独感を反映しているのかもしれません。 お父様の過去やあなたに対する気持ちを考えると、痛みや苦しみがどれほど大きいのか、あなたも感じざるを得ないでしょう。お父様が光を見いだせない中で、あなたが心を尽くしてつながろうとしている姿は、本当に素晴らしいです。全てを受け止めるのはとても難しいことだと思いますが、自分の感情を表現することも、あなた自身にとって大切です。 自分の感情が溢れて、涙が止まらないことは自然なことです。お父様への気持ちや愛情が、きっと彼にとっても伝わっているはずです。あなたの思いに心から共感します。