くだらない身の上話です。長くてすみません。私の両親は、私…

匿名

不明

2024年10月15日 21:35

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くだらない身の上話です。長くてすみません。 私の両親は、私が高校生の時に離婚しました。原因は父の借金です。私が物心つく頃には、借金の問題は発生していたのか、父と母·兄との喧嘩は絶えず、家の中は大体父vs母·兄という状態でした。私はというと父とは仲は悪くなかったと思います。すごく良いわけでもありませんでしたが。 離婚し借金を精算する過程でも、どちらかというと父は受け身で、母と兄が調べて色々やっていました。 そうして離婚してからは、父とはあまり会いませんでした。会いたいとは特に思わず、会いたいとも言われなかったからです。有り体に言えば、私は父に対してとても無関心でした。たまにメールが来ても、メールの内容が父の思い込みや妄想が入っているような内容で煩わしく、適当にしか返しませんでした。 それから10年程経った頃に、父が癌で終末期だと聞きました。身寄りの無くなっていた父は母を頼ったのです。 離婚している母に父の面倒を任せるのは心苦しく、兄と父は昔包丁を持ち出して喧嘩した程仲が悪かったので、私が面倒を見ることになりました。 父は相変わらず何を考えているか分からず、そして身勝手であまちゃんでした。喋れないのに明け方に電話してきたり、延命処置の有無を自分で決めずに私に決めさせたり、離婚した母の家に上がり込んで面倒を見てもらおうとしたり。 私は父に心の底から失望しました。そうしてより一層無関心に、自分と切り分けることにしたのです。父を心の中で捨てる事にしました。 だから病院でも必要最低限しか面会に行かず、最期は父の希望を聞かず適当な施設に入れ、父が意識がある間は1度も会いに行かなかった。葬式はしなかった。母と兄一家と私で火葬場で見送っただけでした。そこで少しも泣いていなかったのは私だけでした。 そうして5年程経ち、昨年不意に父の死を悲しく感じたことに気がつきました。そしてその日から私は後悔に囚われています。 今でも私は父を軽蔑していて、たぶん恨んでいます。自分なりに自分の人生に納得して、折り合いをつけて生きてきました。それなりに幸せを感じる事もあります。それでも父のせいで、私は生まれ育った街や家を出て、私自身が決めた事とはいえ、将来の仕事を選べず、なるべくお金のかからない生き方をしてきました。 その事を父がとう思っていたのか、私は知らないんです。わたしは父自身の人生について、父がどのようなことを考えていたのか、父の中身を、父がどんな人間だったかを、殆ど知らない事に今更気がついてしまいました。そして私が距離をとってしまった事で、一生その答えは手に入らなくなってしまった。 私は傷ついてでも、向き合うべきたった。父と向き合って、ぶつけるべきだった。そうすれば、あんな別れ方をしなくて良かったかもしれない。あんな死に方させなくて良かったかもしれない。 後悔してるんだと思います。 その後悔がたまに渦になって襲ってきて堪らなく苦しくなる。 この終わりのない思いから抜けるには、どうしたら良いんでしょうか?これは実の親に不義理をした罰なのでしょうか? この気持ちと決着を着けるにはどうしたら良いんでしょうか?

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