“いただきますと手を合わせる時は音を鳴らしてはいけませんよ”…

はじめ

不明

2024年9月21日 6:26

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“いただきますと手を合わせる時は音を鳴らしてはいけませんよ” 小学校の時、大好きな先生に教えてもらったことです。 先生曰く、“いただきます”は命に感謝するために行うことなのに、パン!と手を叩いてしまえば、霊をお祓いしているかのようになってしまう。 それでは、いただく命に失礼でしょ? とのことです。 小学生ながら、なるほどなぁと感嘆していました。 怒る時はちゃんと怒るけど、生徒一人一人目線を合わせて話してくれる。 どこまでも尊敬できる先生でした。 どんな苦手なことでもその先生が応援してくれれば、なんでもやってやらぁ!と本気で思えるくらい尊敬していました。 だから私のクラスの担任に選ばれた時はそれはもう嬉しかったです。 ただ、それはたった半年間だけのものでした。 先生は重い病気にかかり、担任は別の先生になりました。 それも、一時的に休むのではなく、教師自体を辞められていました。 運動会の練習をしていたとき、クラスメイトが、車椅子に乗った先生を見たのだと言います。 そして正門の前には救急車が止まっていたそうです。 先生は本当に生徒思いな方でした。 「先生たちは皆のこと心配なんだよ」 新しく変わった担任の先生はそう言っていました。 私たちは嫌な予感しかしませんでした。 結局、それから先生に会うことはありませんでした。 私はどうしても先生のことを忘れたくなくて、教えてもらった“いただきます”をずっと守っています。

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