生まれてから数ヶ月前まで20年と少しずっと両親に騙されてい…

CIA

22歳

2024年9月5日 9:20

46

生まれてから数ヶ月前まで20年と少し ずっと両親に騙されていたことに気づいた。 自分はずっと日本人の父とカナダ人の母をもっていると思っていたし、父は地元出身で母はカナダ出身だと両親に言われていた。 でも実は母は台湾出身だった。 引っ越したあとのいろいろな書類の手続きのため身分証明書をたくさん出していたところ 偶然見えてしまって驚いた。 最初は台湾にも住んでいた経験があるのかと思った。というかそう信じたかった。 私が知っている母の名前は、父の苗字に英語圏でよくある名前だったから。 母方の祖父と祖母の名前も英語圏でよく見かける名前をずっと聞かされていた。 母はカナダの有名大学に進学していた。これは成績表や卒業証書を見たことがあるから疑わなくていい。 なので、母方の家族がカナダに長期滞在するため、いわゆる通称名を使用する必要があり、この名前と出身国を言うようになった。 ...のかなと勝手に推測している。 中国人は日本人に嫌われていると母にずっと聞かされていたから、日本で周囲に出身国を偽るのは仕方ないことかな...と自分で自分をむりやり納得させようとしてる。 私は地理、歴史、公民なんてすごく苦手で基礎的な知識しか持ち合わせていないから、きっと度重なる戦争のせいで中国人は嫌われているのかなとずっと思っていた。 小学生の何も知らない自分が周りに言いふらして自慢するだろうと両親が予測していたなら、中国よりカナダの方が嫌悪感を抱かれにくいと思って嘘をついていたのかもしれない。 実際、本当にそうだった。カナダ人の母というだけでクラスメイトからすごいと言われていたし、英語の勉強は何よりも頑張ってテストで高得点をとることが多かったから、誰も疑わなかった。 思えば、小さなころから電話で日本語でも英語でもない謎の言語で話しているのを何度か聞いていた。でも母は言語学部出身だったから、習っていた言語のクラスメイトと話しているのだろうと思って、疑うこともしなかった。 アジア系の人とカナダ人の見た目って全然違うけど、小さなころからカナダ人だと言われ続ければそんなもんだと思って疑おうともしなかったし、社会科の授業でカナダは多民族国家だと知ったら余計に母の見た目に違和感を感じなかった。 自分は知らなかったとはいえ、今まで関わってきた人たち全員に例外なく嘘をついていたことに罪悪感が止まらない。 もともと友人はそんなに多くなかったし、比較的マイナーな学部を選んだから、高校までのクラスメイトで同じ大学に進学した人なんて1人もいないけど、この人たちとは連絡を取り合ってもいないから謝ることさえできない。 小学生のときから何度も勉強を助けてくれたバイト先の先生には言える気がしないし、 片想い中の先輩だけには言おうか迷ってるけど本当に勇気がでない。 私は日本生まれだし外国人っぽい見た目なんてどこにもないから、 もう何もなかったことにしてこれからは純粋な日本人として生きていこうかな。 今どき英語の勉強を頑張っている人なんて日本人でもたくさんいるし、自分もその1人だったと思えば何も違和感なさそう。

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