少し前まで、明日なんかないと思っていました。味方なんてどこに…

葉月みのる

20歳

2024年4月13日 17:06

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少し前まで、明日なんかないと思っていました。味方なんてどこにもいなくて、問題ばかりを抱えて休むことすら出来なくて。ずっと不幸に甘んじて逃げてきたんです。生きることから逃げようとしてきたんです。 新しい生活が始まって、この数日でまた多くのものを得て成長出来たと、そう思います。 今まで、考えなければ答えは出ないし、考えることをやめてしまえば死ぬのと同じだと思っていました。でも、それは半分間違いだったんだと思います。数日前に会社の研修で寺へ修行へ行った際、何度も坐禅を組みました。ゆっくりと呼吸をし、考えずに虚無になり、自然を感じる体験を何度もしました。そこで知ったのは、考えてもどうにもならないことを考えすぎなくてもいいという、簡単なことでした。怖いこと、不安なこと、それらのほとんどは感じた時に出来ることは多くはない。だからこそ、現実を受け入れ、胸を張って向き合う覚悟をするしかないと、そう私は感じました。自分自身が求めている答えなんてそう簡単に出るものでなく、そのほとんどが後から知るだけ。納得できようと、そうでなかろうと時間は止まらないし深い傷跡も消えはしない。だからこそ、恐れて何も信じないのでなく、恐れつつも人を自分を信じていかなくちゃいけないんだと、そう気づいたんです。敵だとか味方だとかそんなのは元から存在せず、あるのは人の心で、そこに感情と思考があるから生きているのだと思います。悩みがどうにもならないのなら、まずは自分自身が落ち着ける術を見つけ、自分と向き合うための準備をしてからできることを探さなければならなかったんです。 今一度、腹を括って生きていこうと私はそう思うことが出来た自分を誇りに思います。どうにもならない過去や未来に、今の私が出来ることを私はするだけで、それ以上に考える必要などなく、ただ深呼吸をして周りを見渡すだけでよかったんです。疲れたら休めるように、崩れたらまた立ち上がれるように、そうして弱さから己の強さを見つけて生きていくことで私は満足な死へと向かえると信じています。まだ名のない者として、いつか己の名に恥じぬ生き方をしたと、そう思えるように、この齢まで生かしてくれた人々に報いることが出来るように、最期まで生きようと思います。これを読んだ辛抱強い方にも、幸せを見つけられるように祈ります。

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