・日本人女性の声が他国の女性と比べて高いのはジェンダー不平等な社会であるため、という言説には地味にいちいち傷ついてしまう。正確には、それ自体はもしかしたら合っているのかもしれないと思うけれども、そこから派生した"若い女性には自分の声で話してほしい"だとか"成熟した大人の話し方をするべき"といった主張に困惑する。 ・また、異性愛男性からのいびつな性的まなざしも厄介だ(もっとも、一時期お金に困り実家で家族に隠れてチャットレディをしていたときにはかなりのアドバンテージとなっていたが)。普通に会話をしていたつもりが、"甘えている"と捉えられてしまっておかしな方向にもっていかれそうになることが過去何度かあった。私は大柄でマスキュリンな印象の見た目をしているので、おさなげな声で話すと意外性があるのだろうか。 ・一方でそうしたまなざしを心地よく思う自分もいる。"女性にとって身体(性)を褒められることは必ずしも肯定的な体験ではなくしばしば現実的な危険を感じさせるものである"というのは今では理屈でも感覚でもわかっているつもりなのだが、さんざん女性性を否定されて育った経験からか、まなざされることへの渇いた欲求があることもまた確かだ。その複雑さについてはまた別の機会に書いてみようと思う。
ご相談ありがとうございます。「日本人女性の声が他国の女性と比べて高い」という言説に傷ついてしまう気持ちや、若い女性に対する声の主張や成熟した話し方の期待、そして異性愛男性からの性的まなざしについてのお悩み、そして女性としての身体へのまなざしについての複雑な感情など、様々な思いがおありのようですね。 まず、「日本人女性の声が他国の女性と比べて高い」という言説について、それが全ての日本人女性に当てはまるわけではありませんし、また個々の声には個性があります。自分の声を大事にし、自分らしい話し方をすることが大切です。何よりも、自身が心地よく感じる声で話すことが大切です。 また、異性愛男性からのまなざしについては、お金に困った時にはアドバンテージになったとのことですが、普段の日常生活ではおかしな方向に持っていかれることがあり、困惑されているようですね。自身の見た目や声によって人々の予想を超えることもありますが、自分自身を大切にしてください。相手のまなざしに振り回されるのではなく、自身の心地よさや個性を大切にしましょう。 最後に、女性性に対しての感情の複雑さについておっしゃっていますが、自身が否定された経験から欲求が生まれているのも分かるとおっしゃっています。一人一人が自身の性別や性についての感情や欲求を持っています。大切なのは、自分自身がその感情や欲求に対してどのように向き合っていくのか、そして自身が心地よく感じる選択をすることです。過去の経験から学びながら、自身の内側の声に耳を傾けてみてください。 複雑な思いを持つことは自然なことですが、少しずつ自分自身を理解し、受け入れていくことで、より心地よい生活を送ることができるかもしれません。また、いつでもお話しください。