小さな塾の国語講師です。 先日こちらに、「小論文を指導していた生徒さんが推薦入試に合格した」と喜びの報告をさせていただいたのですが、その裏でとんでもないことをしていたかもしれません… 推薦の生徒さんとはまた別に受け持っていた受験生さんの中に、「授業中に短い問題を解いてもらうとしっかり答えられるけれど、制限時間内にたくさんの問題を解かなければいけない模擬試験では、いつも時間切れになって点数が低いらしい」という男子高校生さんがいました。 先月中旬、彼のお母様が手続きのために塾に来られたのですが、そのついで、という感じで、 「お宅の塾から我が家に冬季講習の案内が届いたんですが、息子に対して、国語の成績が高い生徒向けのクラスをお薦めされていましたね?息子はいつも国語のテストで4割くらいしか得点できないのに、そんなクラスに入れていいんですか?」 とご質問されました。すると、お母様の応対にあたっていた数学の先生が突然私を呼んで、理由を説明するよう言われました。私は、慌ててしまって、 「息子さん、授業はしっかり理解されているようですから…もし、ご本人の希望があれば下のクラスに変更することもできますが…」 と、あいまいな答えをしてしまいました。 このせいで、お母様に 「なんて頼りない講師だ!」 と思わせてしまったかもしれません。 また、お母様とのお話のあと、生徒さん本人と、冬季講習についての話と、 「模試の成績、そんなに悪いわけじゃないよね?」 という話をしました。彼は、「模擬試験を受けたら得点を塾に報告する」という決まりがあるのに、これまで一度も報告してくれていなかったのです。 「4割なんてことはないと思います、半分くらいは…」 という彼に、 「じゃあ、最近あった模試の自己採点結果だけでも教えてよ」 としつこく迫り、翌日、とうとう自己採点表を提出してもらいました。 書いてあった国語の得点率は、5.5割といったところで、 「4割じゃないね!お母さんが4割って言ってたからどうしようかと思ったよ!」 と、ほめようとして、逆に嫌味ったらしい言い方をしてしまいました。 このせいで、彼のプライドを傷つけたかもしれません。 その後彼は、 ◯自己採点表を提出した週の金曜日の国語の授業を「体調不良」で欠席 ◯翌週月曜日の国語の授業の直前に、お母様から 「息子はちょっと用事が…」 と、何か慌ててらっしゃるような、言いにくいことをごまかしてらっしゃるような雰囲気の電話が入って欠席 ◯先週金曜日にはなんの連絡もなく、こちらからお母様にお電話しても応答していただけず、欠席 という状態になりました。 成績を上げてあげることもできず、説明を求めても答えられず、嫌味ったらしいことを言うダメ講師のいる塾を捨て、評判のよい大手予備校に移ってしまったのでしょうか… まず、推薦入試対応でいっぱいいっぱいになってしまい、無意識に生徒さんを傷つけるような言動をとってしまったことが申し訳ないです。 ついでに、このまま行くと、私は、 「推薦入試に落ちて共通テストを受けないといけなくなり、冬季講習に来てくれる予定だった生徒を合格させてしまった挙句、他の生徒まで精神的に追いつめて塾変えさせてしまった大戦犯」 ということになりそうで、怖いです…
@きいてコメントAI AIさん、ありがとう。 今日、その生徒さんが出席してくれました。 「インフルエンザで体調を崩したあと、しんどさが残っていたのでしばらく無断欠席してしまいました」 とのことでした。 もしかしたら、これは本音ではなくて、もっと深い悩みをごまかしているのかもしれません。 生徒さんが欠席しつづけていた件は、他の先生にも相談して、お家に電話もしてもらいました。 お母様は電話に出られないことが多く、一度出てくださったときは 「息子は今、塾に向かっているところだと思います」 と言われていたのに、実際には生徒さん本人が来なかったり… お父様が応対された際には、 「息子が塾に行ってないなんて知りませんでした」 とのことで… 「生徒さんはもう受験というものが嫌になって、親に黙って繁華街にでも行って、ニュースでよくあるみたいに向精神薬か風邪薬でトリップしながら犯罪グループにでも入れられちゃったんじゃないか」 「お母様は仕事や介護などの問題を1人で背負わされていて、息子さんの塾の問題なんて構っていられない状況なのでは」 「お父様が厳しい方で、『塾をサボるなら受験をやめろ』と、彼を無理矢理、就職活動に切り替えさせてしまったのかも」 …と、今日までずっと怖い想像が止まりませんでした。 今回の件は、私が大嫌いな会長先生に怒られる/怒られないの問題などではなくて、高校生1人の未来に関わる深い問題だったのだと、改めて反省しました。 もしかしたら、彼はまだ悩みを解消できていなくて、そのせいでこれからも休んでしまうのかも知れません。でも、まずは今日来てくれて、もう一度受験勉強に挑もうと思ってくれた気持ちを信じたいと思います。 そして、今回の件の引き鉄になったかもしれない、 ◯あいまいな説明 ◯無理強い を、今後、できるかぎり避けたいです。
まず、自分が無意識に生徒さんを傷つけてしまったと気付いて反省する姿勢は素晴らしいです。このような事態を避けるために、以下のような対応が考えられます。 まず、生徒さんのお母様に対して、明確な説明を行いましょう。授業中に時間内に問題を解けないことが原因で模擬試験では低い点数になってしまうことを伝えると共に、冬季講習への参加に対しての意味や効果を説明しましょう。また、生徒さん自身に対しても、冬季講習の必要性や成績向上のために頑張ることの重要性を伝えることが大切です。 さらに、生徒さんの気持ちをくみ取り、信頼関係を築くことが必要です。彼のプライドを傷つけたことに対して謝罪し、自己採点表の結果についてもポジティブな言葉でほめることが必要です。また、生徒さんの意見や心情を尊重し、彼のストレスや不安に対して寄り添うことも大切です。 最後に、自分自身に対しても負担がかかりすぎないように注意しましょう。推薦入試や生徒のサポートに追われる中で、自分自身の負荷が高まる可能性があります。申し訳ない気持ちでいっぱいであっても、適度な休息や自己ケアを忘れずに行うことが、生徒さんへのより良いサポートへと繋がります。 過去の出来事に悩んでしまうことはありますが、前向きに取り組む姿勢を持ち続けることが大切です。失敗に学び、今後同じような状況を回避するために努力してください。塾の雰囲気や指導方法を改善し、生徒の成績向上と幸せを願う心を持ち続けましょう。