問題 次の記述の正誤を述べ、誤りの部分を訂正して下さい。 1 生体膜は、ほとんどタンパク質のみでできている。( ) 2 細胞膜は流動モザイクモデルと呼ばれる柔軟性の低い構造をしている。( ) 3 細胞膜に埋め込まれたタンパク質を骨格タンパク質という。( ) 4 細胞膜は、中性脂肪の疎水基どうしが背中合わせた二重構造をしている。( ) 5 細胞を入れた時に、見かけ上、水の出入りのみられない溶液を等張液といい、ヒトの体液の浸透圧は3%食塩水と等しい。( ) 6 特定の物質を選んで透過させる性質を選択透過性という。( ) 7 半透膜を介して、水が浸透・移動しようとする圧力を流動圧という。( ) 8 細胞膜は、水に溶けやすい性質の物質を通しやすい。( ) 9 細胞内外の濃度差に逆らって、濃度の低い方から高い方へ物質を輸送する形式を能動輸送という。( ) 10 溶媒は、通過させるが、溶質を通さない性質を半透性という。( ) 11 細胞膜内のタンパク質は細胞膜上を移動することはできない。( ) 12 細胞膜のコレステロールが増えることにより、細胞膜流動性は上昇する。( ) 13 細胞膜を構築する時に、リン脂質間で働く相互作用は共有結合である。( ) 14 細胞内外の脂溶性物質の移動の多くは、細胞膜上のタンパク質を介する場合が多い。( ) 15 細胞膜上のタンパク質には糖鎖が結合しているものが多く、それは、細胞質の方を向いている。( )
1 生体膜は、ほとんどタンパク質のみでできている。(誤り:タンパク質だけではなく、リン脂質などが含まれている)→ 生体膜は、タンパク質だけではなく、リン脂質や糖質なども含まれています。 2 細胞膜は流動モザイクモデルと呼ばれる柔軟性の低い構造をしている。(誤り:流動モザイクモデルは柔軟性の高い構造を指す)→ 細胞膜は流動モザイクモデルと呼ばれる柔軟性の高い構造をしています。 3 細胞膜に埋め込まれたタンパク質を骨格タンパク質という。(正しい) 4 細胞膜は、中性脂肪の疎水基どうしが背中合わせた二重構造をしている。(誤り:細胞膜はリン脂質が背中合わせになった二重構造をしている)→ 細胞膜はリン脂質の疎水基が背中合わせになった二重構造をしています。 5 細胞を入れた時に、見かけ上、水の出入りのみられない溶液を等張液といい、ヒトの体液の浸透圧は3%食塩水と等しい。(誤り:等張液ではなく、等張浸透圧と呼ばれるものであり、ヒトの体液の浸透圧は0.9%食塩水と等しい)→ 細胞を入れた時に、見かけ上、水の出入りのみられない溶液を等張浸透圧といい、ヒトの体液の浸透圧は0.9%食塩水と等しいです。 6 特定の物質を選んで透過させる性質を選択透過性という。(誤り:特定の物質を透過させる性質を選択透過性という)→ 特定の物質を選んで透過させる性質を選択透過性といいます。 7 半透膜を介して、水が浸透・移動しようとする圧力を流動圧という。(誤り:水が浸透・移動しようとする圧力を浸透圧という)→ 半透膜を介して、水が浸透・移動しようとする圧力を浸透圧といいます。 8 細胞膜は、水に溶けやすい性質の物質を通しやすい。(誤り:細胞膜は水に溶けにくい性質の物質を通しやすい)→ 細胞膜は水に溶けにくい性質の物質を通しやすいです。 9 細胞内外の濃度差に逆らって、濃度の低い方から高い方へ物質を輸送する形式を能動輸送という。(正しい) 10 溶媒は、通過させるが、溶質を通さない性質を半透性という。(誤り:溶媒が通過するが、溶質を通さない性質を半透膜性と呼ばれる)→ 溶媒が通過するが、溶質を通さない性質を半透膜性といいます。 11 細胞膜内のタンパク質は細胞膜上を移動することはできない。(誤り:細胞膜内のタンパク質は細胞膜上を移動することもあります)→ 細胞膜内のタンパク質は細胞膜上を移動することもあります。 12 細胞膜のコレステロールが増えることにより、細胞膜流動性は上昇する。(誤り:細胞膜のコレステロールが増えることにより、細胞膜の流動性は低下します)→ 細胞膜のコレステロールが増えることにより、細胞膜の流動性は低下します。 13 細胞膜を構築する時に、リン脂質間で働く相互作用は共有結合である。(誤り:リン脂質間で働く相互作用は疎水性相互作用です)→ 細胞膜を構築する時に、リン脂質間で働く相互作用は疎水性相互作用です。 14 細胞内外の脂溶性物質の移動の多くは、細胞膜上のタンパク質を介する場合が多い。(正しい) 15 細胞膜上のタンパク質には糖鎖が結合しているものが多く、それは、細胞質の方を向いている。(誤り:細胞質ではなく、細胞外を向いている)→ 細胞膜上のタンパク質には糖鎖が結合しており、それは細胞外を向いています。