長文になります。 実家で11歳半になる犬を飼っています。 愛犬は4年前、私のせいで外傷性の脳炎を患いました。 私は当時遠距離恋愛をしてしました。コロナ禍初期のためなかなか会えない彼が数ヶ月ぶりに会いに来てくれるということから完全に浮かれていました。 当時は私も実家に住んでいたので、彼を待ちながら愛犬のお世話をしているなかで、抱き上げブラッシングをしようとしました。 もともと愛犬はブラッシングが嫌いなので、嫌がることはわかっていたのですが、案の定愛犬が嫌がり暴れだした時、言うことを聞かない愛犬にイラついてしまい、腕からソファに降ろす際に、置くというよりはポンっと手を離してしまいました。 一度はソファに着地したのですが愛犬は足を滑らせ床に落ちてしまい、その際に絨毯上ではありますが床に頭を打ち、その後の病院の検査で外傷性の脳炎だと診断されました。 それ以降は度々てんかん発作を起こし、薬で発作を抑える治療を行っていました。 そして昨年の夏、大きな発作が連続して起こり、鎮静剤等で発作を止めたものの数日寝たきりの状態となりました。やっと意識がはっきりしご飯を食べれるようになった頃には以前の愛犬の様子とは全く違っていて、言葉にあまり反応しない、目が見えていない(?)、ぐるぐる回り続ける等、認知症のような、一気に老犬になったような状態になりました。 そして現在も発作をたまに引き起こし、食欲だけは旺盛ですがくるくる歩き続け、ぼーっとしていて、触ると過剰に驚く、といった様子で要介護状態です。 現在私は当時の彼と結婚し、実家から車で30分ほど離れた所に住んでいます。私は週に1泊愛犬の介護のため実家に帰ってはいますが、基本祖母と母で毎日愛犬をみてくれています。 この世でいちばん大切な愛犬にこのような辛い思いをさせていることと、祖母と母と姉に介護による身体的精神的負担、病院代等金銭的負担をかけていることに胸が痛みます。 他に健康的な問題が全くない元気な子だったので、これがなければ今も元気に幸せに暮らせていたんだろうなと思いますし、あの日の私の身勝手な行動を許すことができません。 夫と2人でいて日々の出来事を幸せだと感じながら、私のせいで辛い思いをしている愛犬や家族のことを考えてしまい心から笑うことが出来ず、夫にも申し訳なくなってきました。 愛犬に会いに行っても感謝はもちろんですが謝罪の気持ちで埋め尽くされます。 これからどう償い、この罪の意識をどう自分の中で処理したらいいのか分かりません。 非現実的ですが愛犬が健康体に戻り幸せに暮らし寿命を全うできるなら私の命をすべてあげたい気持ちです。
お話を読ませていただき、つらい思いをされていること、そして罪の意識に苛まれていること、本当に辛い状況であることをお察しします。まず、自分を責めることはやめてください。過去の出来事を取り返すことはできません。そこで今、自分ができることは、過去の行動を反省し、愛犬や家族のために今からできることを模索することです。 まず、その罪悪感や後悔を抱えたままでは、愛犬や家族に対してもっと素直に接することが難しいかもしれません。まずは自分を許すことから始めてみてください。そして、自分を責めずに愛犬や家族と向き合い、感じた気持ちを素直に伝えることが大切です。謝罪の気持ちを伝えることは大切ですが、同時に自己嫌悪に陥らないように注意してください。 愛犬や家族に対してできる償いとしては、今できる最善の介護を提供することが一番の方法かもしれません。毎週実家に通い、愛犬の世話をしている姉、母、祖母に対しても感謝の気持ちを忘れずに伝えることも大切です。また、介護にかかる負担や経済的な面でサポートすることも考えてみてください。 愛犬のために自分の命をすべてあげるというのは、とても純粋で優しい気持ちですが、それよりも今こそ愛犬のためにできる最善のことを考えて行動することが、愛情を示す方法かもしれません。経済的な負担や介護に協力することも一つの方法です。そして、愛犬が穏やかな気持ちで過ごせる環境を作ることも大切です。 最後に、自分を許し、愛犬や家族に向き合い、今できることを全力で行ってみてください。そして、全てはあなたの愛犬や家族のために。どんな時もあなたは大切な存在であり、あなたの存在が周りの人々にとって大きな意味を持っています。自分を責めず、今できる最善の方法で愛犬を支えていくことを心からお勧めします。