2話星になった犬(前編)※アンチは受け付けません。あたたか…

トプシー

15歳

2024年3月7日 20:22

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2話星になった犬(前編) ※アンチは受け付けません。あたたかい目で見ていただけると嬉しいです ※時間に余裕がなかったため,少し雑になりました🙇‍♀️  これはある大正から昭和の話。雪が降る寒い日のことでした。大企業の令嬢,瑠璃子(るりこ)は1人,渋谷駅の近くを傘をさして雪の中を歩いていました。「寒いわ〜。屋敷に帰ったあと,メイドに紅茶を淹れてもらおうかしら」そう呟きながら歩いていると1匹の犬を見つけました。その犬は大きくて,白く,秋田犬のような犬でした。「あら,迷子かしら?けど,銅輪がないわね,,,。もしかして,野良犬?」瑠璃子は近くの警備員に犬のことを話しました。すると警備員は「あぁ,この犬かい?この犬はハチといってな,主人の帰りを待っているんだ」「じゃあ,忠犬なのですね!」「ただ,ハチの主人は実は,,,亡くなったんだ」「え?」瑠璃子はその警備員の言葉に言葉を無くしてしまいました。あの白い大きな秋田犬,ハチは亡くなったであろう主人の帰りをこんな寒い中待っている。そう思った瑠璃子はこう決意しました。「決めた。あの子を見守ってあげよう」と。こう決意した瑠璃子はハチに歩み寄り,優しくハチに話しかけると,持っていたおにぎりを差し出しました。「ワンッワンッ」「よかった。喜んでくれて」瑠璃子はハチの頭を撫でました。こうして大企業の令嬢 瑠璃子と主人の帰りを待つ 忠犬ハチ公は出会うのですが,ハチには過ごせる時間はわずかなのでした,,,

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