りゅうちぇる氏に関する一連のメディアについて「日本が…

バイアス

不明

2023年7月15日 18:34

32

りゅうちぇる氏に関する一連のメディアについて 「日本がLGBTに寛容かどうか」を「SNSやメディアによる誹謗中傷を苦に…。」と単純化して、  それを利用すると、死者の政治利用だし、かえって認識を歪めて問題を悪化させると思う。 それって、「寛容=LGBTはアンタッチャブルな存在で一切批判してはいけない」と言っている様なもの。 相手を対等な人間と見てない時点でそっちの方がひどい差別です。 そもそも彼は、「生きていれば当然、発生する様々な責任から解放されることを望む人」という感じがします。 推奨される外見、新時代の育メンの代表的イメージ、友達のような女子っぽい彼氏等々の「期待されるイメージ」から解放されて、自由でいることを望む人なんじゃないかと思います。 亡くなった方の考えを憶測で語るのはあまり望ましくありませんが、子育てにしても、「実は〇〇」といった深みが生まれるものではなくて、なんか逆張りで目立ってる「ゆたぽん」とかと変わりないかなーと思っちゃうんですよね。 今回の事は様々な責任から回避し続けて自分自身を追い詰めてしまった部分があったような気がします。 離婚の件においては、母親として現実に合わせて成長していくパートナーと、父親としての責任を縛りと勘違いして、自由に芸能活動したい欲求のすれ違いの結果で起きたものに見えます。 だから、彼が抱えていた問題をLGBT問題の枠では考えるのは全く違う。 マイノリティではあるが、「性別」ですら彼の中では自分を縛り付ける煩わしさの一種でしかなかったんじゃないだろうか。 そして、それらは全て個人の資質や生き方の問題であり、好きにすればいいはずです。 これはLGBTとは無関係です。 誹謗中傷の基準についても、本人が生きているうちは「否定的な評価もある」で済まされていたものを、本人が自殺した途端に「誹謗中傷を苦に」と基準をぐっと引き下げるのってこれは明確におかしいです。 誹謗中傷の基準って、「本人が耐えられるかどうか」で上下させるようなものではないはずです。そしたら芸術も映画も一切評価できなくなりますし、感想の一つも言えなくなります。 何より自分が死ねばこれらの批判の声が誹謗中傷扱いになるとなれば自殺を推奨することになってしまいます。ゴネ得と同じであり、死ぬことにメリットを与えるべきではない。 他者を口汚く罵るようなことは死後も生前も慎むべきものであり、人物としての評価とは全く別物。 そんな人を社会の前面に立たせたメディアや社会にも責任はある。 周囲が勝手にLGBTだの理想の彼氏像・育メンパパだのってイメージを投影して、本人もノリ気になり、けれども最終的にはその責任ですら放棄していろいろと在り方を変えて右往左往して、最終的に逃げ場がなくなったっように思えます。 逆張りがアイデンティティの人をメインに据えてはいけないんですよ。メディアや芸能界の無責任さを感じます。 勿論、彼自身全ての責任から逃れることはできません。どんな生き方を望もうと個人の自由ではあれど、前面に出てアピールする以上は世間の審査の目にさらされることは避けようがないのです。 責任を取りたくないなら、初めから責任ある立場になんてつかなきゃいいのです。 そういった意味で、今回の件は無責任なメディアと、大人になりきれなかったピーターパンが誤った道を進み続けた結果でおきた悲しい事件だと考えるべきではないでしょうか。のせた方も無責任ですが、のせられた方も責任がないわけじゃないんですよ。 それに対して、LGBTだ性差別だ誹謗中傷だと自分の意見を通すために政治利用するのは、死者に対する冒涜です。誰かを担ぎ上げてその人の人生を利用する驕りって、無責任なメディアと同種のものですね。

ブロック
投稿通報
ユーザー通報
メールを送る
0共感した

コメント一覧(1件)

新着の投稿