この首にかかってる紐をどれだけきつく締め続けてもきっと何からも解放されない 頭がぼーっとして眼の前がぼやける 首元がドックンドックンいってるのがわかる …きっと私に死ぬ気はないんだろうな… …この世界に何かを期待してる自分がいる 死ってなんなんだろ 生きるってなんなんだろ …このまま最初から何も無かったように消えたい …自分の言葉に自信が持てない どれだけそう思ったとしても心の何処かでは真反対のことをおもっているような気もする …愛ってなんなんだろ 愛する者のために泣きじゃくった私 好きだったけどいつも遠くからなんとなく…私なんか不釣り合いかって…それを理由にただ怖くて…眺めてだけの私 怒鳴っていたのも私 死ねって軽々しく思ったのも私 小さなことに喜んだのも私 優しくできたのも私 他人から憎まれるようなことをした人間だったのも私 消えたいって本気で思ったのも私 …きっと全部私なんだよな 嘘でも偽りでもその場の勘違いでもない… …自分のことなんてわかんないや 全ての人間から嫌われる人になりたかった それでいいって思える人間になりたかった そうしたら簡単に消えれるのにね 天使のような子になりたかった 誰も傷つけない人間 …どっちにも決してなれないのにね ずっと…笑ってられる子でいたい 泣くなよバカ
